【登別市】不動産査定額が会社によって異なる理由

登別市で不動産査定を依頼する前にチェック!不動産会社によって査定額が異なる理由

不動産会社によって査定額が異なるのは、比較対象となる事例が違うためです。登別市で査定を依頼するときは、事例の選別理由や評価ポイントなどを明確に答えてくれる会社を選ぶことが大切です。

不動産会社によって査定額が異なるのは成約事例の選定が理由

白い電卓・家

複数の会社に査定依頼を出した場合、個々に査定額が異なることは珍しくありません。こちらでは、不動産会社によって査定額が異なる理由についてご紹介いたします。

査定額の決め方

各会社の査定額は、近隣で売買契約が成立した不動産事例とマニュアルをもとに算出されます。査定に使用するマニュアルは会社独自のものを作成している場合もありますが、一般的には不動産流通推進センターが公開しているマニュアルを使用するパターンが多いです。

マニュアルに記載されている基準に合わせて、不動産の立地や交通の利便性、維持管理の状態などを評価し、数値化していきます。マニュアルによって導き出された評価数値と比較対象となる不動産事例の評価数値を計算して倍数を出し、不動産事例の価格に掛け合わせたものが査定額になります。

事例の選び方によって査定額が変わる

各会社が使用しているマニュアルは同一のものである可能性が高いですが、比較対象となる事例の選び方はそれぞれ異なります。そのため、会社によって査定額が異なるのは、事例の選び方に違いがあるのだと考えられます。

集めた事例の価格が高ければ査定額も高くなり、価格が低ければ査定額も低くなるのが基本です。精度の高い査定額を出すためには適切な事例を集め、比較対象とする必要があります。

・比較事例の選定は買い手の状況も考慮に入れる

不動産会社が事例を選ぶ際の基準の一つとして挙げられるのが、買い手の状況です。例えば○○市に居住している方が同じ市の不動産を購入した場合、その方は○○市内の状況をよく把握しているため、適切な価格で購入を決めた可能性が高いです。このような場合は、査定額を出すための比較対象に適った事例だといえます。

一方で、遠く離れた××市に住む方が転勤をきっかけに○○市の不動産を購入した場合、その方は○○市のことをよく知らないまま「早く住む場所を決めなければならない」という焦りから、あまりよく考えず購入を決めた可能性があります。こうした事例は、査定額の比較対象とするのには適さないと判断されるのが一般的です。

・現地に訪れて事例を確かめる場合もある

前述のように同じ市内に住んでいる方が不動産を購入した事例は比較対象に適っている可能性が高いですが、中には「どうしてもこの土地の不動産がほしい」という強い希望から高過ぎる価格で購入している可能性もゼロではありません。比較事例を選ぶ際には、こうした特殊な事情も加味する必要があります。全ての事情を把握するのが難しいときは直接現地に赴き、比較事例となる不動産を確かめた上で選定を決めるのも一つの方法です。

確かな事例・情報を扱う会社選びが大切

精度の高い査定結果を得るためには、適切な事例と情報を集約できる会社選びが重要です。相場より高い査定額を出す会社は魅力的に見えますが、実は適切な事例をもとにしていない可能性もあります。相談の際に「どのような条件を設定したのか」「評価ポイントはどこか」など細かなところまで確認するようにしてください。

不動産査定のご依頼はピタットハウス室蘭店ハトヤビルへ

握手・電卓

査定額は、マニュアルと過去の事例をもとにしながら算出されます。マニュアルは各会社で共通している場合も多いため、査定額の違いは事例の選定方法に違いがあると考えられます。比較対象となった事例をきちんと精査し、適切な選定を行う不動産会社を選ぶことが大切です。

他の会社と比べて明らかに高過ぎる査定額を提示された場合、適切な事例を選んでいなかったり、契約に焦っていたりといったリスクが考えられます。不適切な査定額をもとに高額な売り出し価格を設定すると、なかなか買い手がつかず困ってしまう場合もあるため、きちんと査定の根拠を聞くようにしてください。明確な根拠をもって答えてくれないときは、注意が必要です。

ピタットハウス室蘭店ハトヤビルは、30年に渡って地元の方々にご利用いただいている不動産会社です。地域の情報をもとに査定できる点は、地元密着型不動産会社の魅力の一つです。査定を検討している場合は、お気軽にお問い合わせください。